相続した実家を売りたい！確認しておきたい必要なことは

「売買価格」や「所有権移転」「引き渡し時期」「ローン特約」「手付解除」など、
売買契約書に記載されている内容をしっかりと確認しましょう。

不動産を共有名義で相続した場合、
共有者全員分の「実印」「印鑑証明」「本人確認書類」が必要です。
契約時に全員が一堂に会することが難しい場合は、代表者1名を代理人に設定し、
委任状を作成する方法もあります。

相続も不動産売却も、人生で何度も行うものではありません。
見落としがあるとトラブルの原因になりかねないので、
細かな部分で認識の違いが生じないように、売買契約書を確認することも大切です。

不動産売却には必要になる書類がいつくかあります。
・印鑑証明書
・住民票
・登記済権利書
・固定資産税納税証明書　など・・・
様々な書類が必要です。

相続の場合、書類が足りないことやどこに保管しているのか分からない場合があるため、
事前に不動産会社に必要な書類を確認し、慌てないよう早いうちに探しておきましょう。

相続した不動産を売却するときには、費用が発生します。
～相続時～
・相続税
・登録免許税
・書類取得費用　など

～売却時～
・仲介手数料
・譲渡所得税
・印紙税　など
費用がかかります。

不動産を相続して売却するまでに、税金や手数料がかかりますが、
相続税や譲渡所得税は特例を利用することで軽減できる可能性もあります。
仲介手数料はまとまった金額になるので、相続不動産の場合は
財産分与の観点からも注意が必要です。

相続不動産の売却はほとんどの方が初めて経験するものです。
そのため、売買契約書の内容で不明点がある、
どの書類が必要なのかわからないなどと、お困りの方もいらっしゃいます。
不動産会社へ確認しながら進めていきましょう。